消費電力を考える(2000/09)

PCがどのぐらい電気使ってるんだろう? と、いう疑問は前からあった。
カタログスペックから消費電力拾って積み上げるってやり方もあるが、寄せ集めパーツマシンではパーツによって消費電力なんて載ってない物もあるので実測してみることにした。

マシン構成は以下の通り

CPU : celeron533A
M B : ABIT BH6
RAM : 128MByte(PC100)
HDD : IBM DTTA(6.4GByteATA)
M O : MOS420(OlinpusDrive230M)
CDR : CW-7502(Panasonic x4W x8R)
NIC : DEC21140chip (100baseTX)
Disp: NANAO FlexScan53T
K/B : MUSTARSEED
T A : OKI PCI-LINK TA/DSU
T A : NEC AtermIT55Pro
Video: カノープス PW128GTS (Riva128AGP)
Sound: SANYO TB-3DS1
PCMCIA: EPSON DYO211(PCcard+FDD)
Capture: MELCO CBI

CPUとサウンドカード以外は2年ぐらい前に組んだまんまで、今となってはかなりご老体マシンだ(笑)


測定はYOKOGAWAのCL-612というクランプ型CTを使用し、AC100V側にて測定した。
また、測定値が0.1Aを越えるときはストレートな側で測定し、0.1Aを切った時は10ターン巻いた側で測定した値を1/10にしている。


まずは独立してAC電源を持っている物毎に電流値を測定した。
電流→電力の変換は、電圧:100V、力率1.00として換算した。

1.各消費電流・消費電力
  アイドリング リード ライト
  電流[A] 電力[W] 電流[A] 電力[W] 電流[A] 電力[W]
CD-R 0.100 10.0 0.107 10.7
MO 0.073 7.3 0.081 8.1 0.090 9.0
スピーカー/アンプ 0.084 8.4
本体(533MHz) 0.510 51.0
モニタ 1.050 105.0
合計 1.817 181.7  
合計(ストレージ停止) 1.644 164.4  

注目すべきはモニタの消費電力の大きさ、本体の約倍食っている。まぁGeForceとか電気を馬鹿食いするビデオカードが刺さっているマシンだと、ここまで本体/モニタの差は出ないんだろうけど...

決して最新とは言えないマシンでも、まったく負荷を掛けてない状態で常時180W以上は電気を食っている訳だ...。

また、一覧表には載せてないが、800MHz駆動すると無負荷時に0.59A/59Wとなり、533MHz駆動の時と比較して8W消費量が増える。
もちろんCPUだけで食っている訳ではなくて、チップセットやらメモリの消費量も加算されているのだが、そりゃあ熱くも為るわけだ。


次に一番の大食い君、モニタのVSYNC信号の周波数を変えたときの消費電力の変化を見てみた。
基本的にはVSYNCと消費電力は比例している、が、注目すべきは60Hzの時だけ消費電力が「ポコっ」と増えているのだ、これは不可解だ。

ちなみに、モニタのオンスクリーンディスプレイにVSYNC、HSYNCの表示がでるのだが、これを見る限り、VSYNCに比例してHSYNCも増減している、つまり、VSYNCが60Hzの時だけHSYNC周波数が高くなっている訳ではない、うーんやっぱり不可解...。

2.モニタ
  90[Hz] 85[Hz] 75[Hz] 72[Hz] 60[Hz]
解像度 電流[A] 電力[W] 電流[A] 電力[W] 電流[A] 電力[W] 電流[A] 電力[W] 電流[A] 電力[W]
1280*1024*16bit 1.01 101.0 0.99 99.0 1.01 101.0
1152*864*32bit 1.05 105.0 1.02 102.0 0.99 99.0 0.98 98.0 1.01 101.0

まぁ疑問点はともかく、この結果をみて、速攻でVSYNCを72Hzにしたのは言うまでもない :-)
一般的には、モニタが許容する範囲内で出来るだけSYNC周波数を上げた方がちらつきが目立たないとは言うけどVSYNC 90Hzも 60Hzも私の目には差がなかった。


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